Shikokuchuo
「日本一の紙のまち」を知る。
紙のまち資料館。
取材地:四国中央市 2024.01.11 up
私たちの生活に欠かせないもの、それは紙です。
情報を記録するためのツールから、折り紙のような文化、日常生活で使われるティッシュやキッチンペーパーといったように、姿を変え、私たちの生活に深く根ざしています。
私たちに欠かせない紙ですが、日本の主要な紙の生産地はどこだと思いますか?
実は愛媛県の四国中央市です!
瀬戸内海側の四国の中央部に位置するこの町は、紙製品の出荷額で日本一を誇ります!
そして、そんな四国中央市で紙の魅力を味わえる施設が「紙のまち資料館」です。
JR川之江駅から車で約5分、徒歩だと10分ちょっとで、ふらりと立ち寄るのにも便利な場所にあります。
ここでは、多数の展示があり、さまざまな視点から紙について紹介されています。
紙の発祥から作り方、歴史や文化との関わり、世界で使用されてきた紙など、あまり知られていない紙の深い知識が学べます。
さらに日本でどのように生活に取り入れられてきたか、といった身近なテーマもあります。
細かな原料から現代の製品に至るまで、面白い内容が盛りだくさんです。
紙は人間の歴史とともにあり、多様な役割を果たしてきたことが分かります。
紙を使って作られた、美しい作品の展示もあります。
紙で作られていることに驚く作品ばかりです。
販売コーナーでは、ポチ袋や付箋といった実用的なものから、和紙で作られた箸置きや靴下などのユニークなアイテムも購入可能です。
新聞紙に使用される「ジャンボ新聞巻取紙」も必見です。
重さはなんと約1400kg!
なかなかお目にかかれない貴重な展示です。
紙のまち資料館は、「日本一の紙のまち」として知られる四国中央市の象徴であり、紙について詳しく紹介している珍しいスポットです。身近でありながら意外と知らない紙について、学んでみませんか?
そして魅力はこれだけではありません。
なんとここでは手すき和紙づくり体験ができます!
次回詳しくご紹介します。