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初夏のかんきつ ニューサマーオレンジ
おかえりに出会う旅。ー愛媛県
Seiyo

食感が独特な初夏のかんきつ。
ニューサマーオレンジ。

取材地:西予市 2023.06.02 up

ニューサマーオレンジは、日向夏や小夏とも呼ばれており、春から初夏にかけて出荷されるかんきつです。温州みかんよりも少し大きく、1玉が約300グラムです。

愛媛県内では、西予市三瓶町(みかめちょう)で約100年前から栽培されており、名産地として知られています。
5月に一つ一つの花に授粉を行い、実が大きくなると袋をかぶせ、翌年の春まで樹上で大切に熟成させています。

カットしたみずみずしいニューサマーオレンジ

かんきつ類には、黄色い外皮の内側に白い綿がありますが、ニューサマーオレンジはこの部分がふわふわと柔らかく食べやすいのが特長です。
黄色い皮をリンゴのようにむいてカットしたら、白い綿ごと食べるのがお勧めです。優しい食感とジューシーな果肉を楽しめますよ。

特徴的なふわふわとした白い綿

愛媛県は、日本有数のかんきつ王国として名高く、冬だけでなくほぼ1年を通して、さまざまなかんきつが楽しめます。ニューサマーオレンジは、その中でも、暑さが増してくるこれからの季節にぴったりの果物です。

愛媛のみかん・かんきつについては、いよ観ネットでもご紹介しています。