知る

とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
おかえりに出会う旅。ー愛媛県
Okamurajima

とびしま海道の終端。
潮待ち港の風情を残す岡村島。その2

取材地:今治市岡村島 2022.9.27 up

岡村島の中心地に行くと、港の船着き場前、絶好の場所に洋風の建物があります。大正時代に関前諸島を訪れた要人たちをもてなした建物とのことですが、2020年3月から、地域おこし協力隊を卒業した方により「関前食堂」として運営されています。
高齢化の進む関前諸島周辺の島々に若い移住者を増やし、地域を盛り上げることを目的の一つにしているそうです。

とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2

地元の方はもちろん、島外からも多くの方が訪れる人気の場所になっていますが、そのわけはおいしい地元産のメニューです。その日にとれた魚料理のほか、定番の「島レモンのバターチキンカレー」「レモンクリームジェラート」など、ここでしか食べられないものがあります。

とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2

関前食堂から海沿いの通りを北西に少し歩くと、「島のちいさな貯金箱館」があります。こちらも「島に面白い場所をつくれないか?」と、地元の方が2021年7月にオープンした施設です。

とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2

館内に並ぶのは、懐かしいデザインのものから非売品まで、全国で集めた貯金箱の数々。約20年かけて趣味で集めたという1800個近くが、空き家を改装した手づくりの館内に所狭しと並んでいます。

「貯金箱館」は、全国に3カ所しかない珍しい展示施設。今は、2000個の展示を目指して収集を進めているそうですので、島を巡る観光の一つにいかがでしょうか。

とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2
とびしま海道の終端。潮待ち港の風情を残す岡村島。その2