東温市があるのは、愛媛県の県庁所在地である松山市のすぐ隣。
町の中心を流れる川や、「東温アルプス」と呼ばれる山々など、自然豊かな都市近郊の田園都市として発展を続けています。
塩ヶ森ふるさと公園は、東温市の住宅街を抜けた先、ちょっとした山の中腹にあります。

ふもとから駐車場までは、車でおよそ10分。木でできた雰囲気の良い看板が目印です。
駐車場から続く小道を進むと、木々によって形作られたトンネルがあります。

これらは大きく成長したツバキで、自然が生み出す幻想的な空間になっています。季節が合えばツバキの花が咲く様子も見られます。
そしてトンネルを抜けた先に現れるのは、とても大きな切り株。

実は上ることができる展望台なのですが、木のトンネルと相まって、ファンタジーの世界に迷い込んだかの印象を受けます。
標高500m以上にもなる山の上の展望台では、松山市まで見渡せる東温のパノラマが広がります。

公園にはそのほかにもたくさんのスポットがあります。
炊事棟や水道を備えたキャンプ場に、自然の中を滑ることができるローラーすべり台、アスレチックなど、大人も子どもも楽しめる場所です。
さらに遊歩道には四季折々の植物が植えられており、春は桜やシャクナゲ、ツツジ、夏はアジサイ、秋には紅葉など、季節の美しい自然も満喫できます。